行政書士と司法書士

行政書士と司法書士という国家資格者は、一般の人からすれば区別のしにくい国家資格ではないかと思います。

司法書士は登記業務一般と、法務局及び裁判所に提出する書類の作成や相談などが業務です。

行政書士は、主に官公署などの役所に提出、届出する書類の作成と相談と手続の代理に関連する業務と、事実証明の書類作成と図面類の作成を業務としてる国家資格者です。

その行政書士が行いことのできる書類作成の範囲である官公署ですが、その官公署が他の法律で制限されているものをのぞくという規定があるります。

その規定からすると司法書士の業務が、法務局と裁判所に提出する書類の作成などと規定されているので、行政書士の業務のなかから、司法書士の業務である法務局と裁判所は除かれることになります。
このことは同様に他の資格者、社会保険労務士や土地家屋調査士、税理士などの業務範囲についても同じことが言えます。


国家試験は、司法書士の試験と比べると、行政書士の試験は難易度が低いといえます。

司法書士と行政書士の業務もところどころリンクしているところがあるので、ダブルライセンスで、両方の資格を取得して開業している人が多いです。

さらに行政書士の仕事に、農地転用という土地がらみの仕事があります。
このことから、以前紹介した土地家屋調査士と、司法書士と、行政書士のトリプルライセンスを取得して、ワンストップサービスということを強みに開業している方も見えます。

ただ、現在は、それぞれの国家試験の難易度が上がり、なかなか3つの資格の勉強をしてライセンスを取得する方は少ないといえます。
トリプルライセンスなどの複数の資格を取得している方は、比較的試験の難易度が低かった頃に取得している年配の人が多いですね。

行政書士の資格も、司法書士と業務のかぶっているようなところがある、隣接国家資格といえます。


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土地家屋調査士と司法書士

土地家屋調査士と司法書士は、似たような業務を行う国歌資格者です。

司法書士は、土地建物の登記を業務にしています。
その司法書士が行う登記ですが、所有権の登記と権利の登記をします。所有権とはその名のとおりで、その土地や建物が誰のものか、誰から誰に所有権が移ったかということを登記します。

権利の登記では、その土地や建物についている抵当権などを登記してあります。


一方で土地家屋調査士が行う登記業務は、表示の登記を行います。
司法書士と同じように登記を業務にしています。

また、監督官庁が法務省であるのも司法書士と土地家屋調査士で共通していることです。

なので、法務局に行くと、管轄内の司法書士と土地家屋調査士の名札がぶら下がっていますよ。

このように業務の範囲が似通っていることから、また依頼するお客さんからしてみれば、一箇所で全てが済んだ方が手間がなくていいので、ダブルライセンスといって、司法書士と土地家屋調査士の両方の資格を取得して開業している人も少なくありません。

このように土地家屋調査士の資格は、司法書士の資格と隣接している法律資格といえます。

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